2019年6月からドコモの新料金プラン開始に伴い、いよいよ5月末をもってドコモの現行プランの新規受付が終了してしまいますね。
新料金プランは目新しいものではなく、現行のauやソフトバンクと似たような感じなので、なんとなくMNP乞食もauやソフトバンクと同じような感覚で出来るようになるのかななんて思ったり。(6月以降になってみないと分かりませんが。)
ということで今回は、ドコモへMNPするためにソフトバンク回線のMNP弾を作る方法をご紹介したいと思います。
このやり方では一定の条件が整えばガラケーでの電話番号表示も可能なので、各社のガラケー→スマホ割を適用することも可能です。
ドコモにMNPする場合、おそらくこの方法がMNP予約番号発行までの期間や、費用など総合して現時点で一番良いMNP弾の作り方なのかなと思います。
Contents
ソフトバンク回線MNP弾の作り方
それでは実際にソフトバンク回線のMNP弾の作り方をご紹介したいと思います。
この記事のタイトルにもなっていますが、ソフトバンク回線のMNP弾はb-mobileで作成可能で、実際にしば太もb-mobileでMNP弾を用意しました。
現在b-mobieで契約可能な音声通話付きのプランは以下の通りです。
回線 | 月額(税抜) | 解約違約金 | |
START SIM | ドコモ回線 | 1,380円 | なし |
b-mobile S 990ジャストフィットSIM | ドコモ回線orソフトバンク回線 | 990円~ | あり(4か月以内の解約で8,000円) |
b-mobile S スマホ電話SIM | ソフトバンク回線 | 1,950円~ | なし |
今回はドコモにMNPするのが目的のため、ソフトバンク回線の『b-mobile S スマホ電話SIM』プランを契約しました。
ソフトバンク回線のiPhone専用SIM
月額1,950円~
解約金違約金が0円
『b-mobile S スマホ電話SIM』プランはこちらから申し込みが可能です。
上記b-mobile公式サイトでは、『b-mobile S スマホ電話SIM』の月額が2,450円~と記載されています。
この月額は音声通話+データ通信の基本料金1,950円に「5分以内かけ放題」オプション500円が上乗せされた金額表示となります。
公式サイトの書き方では最低料金が2,450円なのかと勘違いしてしまいますが、実際の契約時のページで「5分以内かけ放題」のオプションは自分で選択可能ですので、しっかり最安1,950円にすることが可能です。
それでは具体的に『b-mobile S スマホ電話SIM』に申し込む流れを確認していきましょう。
申込パッケージを注文する
『b-mobile S スマホ電話SIM』には申込パッケージというものが存在します。
通常、b-mobileで各種プランを契約する際は、初期契約事務手数料として3,240円(税込)が必要になりますが、申込パッケージを利用することでこの初期手数料を無料にすることが可能です。
もちろん、この申込パッケージは無料ではありません。
この記事の更新時点で1,833円(税込)のため、初期手数料3,240円との差額約1,400円が普通に申し込むよりお得になります。
申込パッケージを注文すると『申込コード』が記載された用紙が届くので、そのコードを利用して 実際に契約を申し込みます。
『START SIM』、『b-mobile S 990ジャストフィットSIM』、『b-mobile S スマホ電話SIM』全てのプランに対して専用の申込パッケージが存在するので、購入するパッケージを間違えないようにご注意ください。
b-mobile S スマホ電話SIMに申し込む
エントリーパッケージが届いたら記載されている申込コードを使用して『b-mobile S スマホ電話SIM』に申し込みます。
契約者情報や本人確認書類のアップロード、支払い用のクレジットカード情報等を登録して申し込みは完了です。
申し込み内容に不備がなければ、だいたい翌日には申込が承認されて商品(SIMカード)が発送されます。
発送された商品(SIMカード)が手元に届くのは最短で発送の翌日になるかと思いますので、この時点で最低3日はかかることになるかと思います。
MNP予約番号を発行する
b-mobileでMNP予約番号を発行する際には、いくつか注意しなければならない点があります。
MNP予約番号発行には届いたSIMカードで通信実績が必要
SIMカードが届いてから一度も通信せずにMNP予約番号発行を申し込んでも、通信実績がないという理由で予約番号発行を拒否される事があります。
『利用開始日』以降でないとMNP予約番号発行が出来ない
b-mobileではSIMカードが届いた翌日が利用開始日となります。
SIMカードが届いて通信をしたからといってすぐにMNP予約番号が発行できるわけではありませんので、日程の管理にはご注意ください。
MNP予約番号発行申込から発行までに4営業日程度かかる
公式サイトのアナウンスではMNP予約番号申込から発行までに4営業日かかると案内されています。
実際は1~2日程度で発行されますが、4日程度かかることもあるという事は念頭に置いておきましょう。
以上で、b-mobileでのMNP弾の作成は完了です。
MNP弾を用意するためにかかった費用は7,179円で、内訳は以下の通りです。
申込パッケージ | 1,833円 |
---|---|
初月月額 | 2,106円(1,950円の税込) |
MNP転出手数料 | 3,240円 |
MNP予約番号発行までにかかった期間は、今回は13日に契約を申し込んでから18日に予約番号発行が完了したので5日間という結果になりました。
ガラケー(ガラホ)での動作確認
感の良い読者様は既にお気づきかもしれませんが、この『b-mobile S スマホ電話SIM』を契約して送られてくるSIMカードは『ソフトバンク回線のiPhone専用SIM』となります。
『iPhone専用SIM』
ドコモでは、MNPの際にガラケーからスマホに乗り換える(という事にする)と『ウェルカムスマホ割』という割引が適用され、1年間、毎月の月額使用料から1,620円割引されます。
このウェルカムスマホ割の適用条件は、『ガラケーで転出元の電話番号が確認出来ること』となっております。
(お店によってはチェックが甘いところもあるかもしれませんが)
さて、ここで問題なのがこの『iPhone専用SIM』は果たしてガラケーでの番号表示は可能なのでしょうか…。
ソフトバンク740SC(SIMフリー)で実験してみた
今回のMNP用にオークションサイトでSIMフリーのソフトバンクガラケー740SCを用意しましたので、実際にSIMカードを挿入してみた結果をご紹介したいと思います。
用意した機種
ソフトバンク740SC(SIMフリー)
フリマサイトやオークションサイトで5,000~8,000円程度で購入可能です。(相場は変動します。)

フリマサイトでのトラブルが不安な方は、値は張りますがAmazonでも購入可能です。
用意したアイテム
『b-mobile S スマホ電話SIM』を申し込んで送られてくるSIMカードですが、なんとnanoSIMサイズ固定なんです。
そして今回用意したソフトバンクの740SCは通常サイズのSIMカードスロットになります。
ということで、SIMカードサイズ変換用のアダプタを購入しました。
SIMカード変換アダプタは安いものでは100円くらいで購入可能です。
SIMカードをセッティングするとこんな感じになります。





ということで、ソフトバンク740SCのSIMフリーで機でb-mobileのiPhone専用SIMが利用可能(番号表示、発信)であることが確認出来ました。
まとめ

いかがでしたでしょうか。
今後ドコモでのMNPでお小遣い稼ぎが出来そうな時期が来たら是非参考にしていただければと思います。

